sienieの日記

日常生活における様々な出来事について独自の見解から語っていきます!

過労死(労災)認定!決め手はスマホ!?

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はじめに

突然ですが皆さんはスマートフォンを使っていますか?

 

日本におけるスマートフォンの普及率はなんと70%以上だそうです!
近年出ているスマートフォンは電話だけでなく、

 

・資料作成

・画像・動画編集

SNS投稿

 

などなど多くの便利な機能ができるようになっており、
今や生活の必需品にもなっています。

 

そんな中、先日スマートフォンに残された記録がきっかけとなって
過労死が認定されたというニュースがありました。

 
どんなニュースだったのか?

この事件で過労死が認められたのは大手居酒屋チェーンの店長でした。

 

お店の開店準備を1人で行っていたところ、
突然倒れ、そのまま亡くなってしまったそうです。

 

これを受けて遺族の方が過労死だとして労災を申請していました。

 

申請の際に証拠として提出したのがスマホに残った記録だったそうです。

皆さんもSNSなどを使うとき位置情報システムなどを使っていますよね?

 

普段使っているときは地図アプリで自分の現在位置が表示されたり、
SNS投稿をしたら自動的に場所が追加されたり、といったことに使われていると
思われています。

 

しかし、この位置情報システムでは、

・歩いた時間
・滞在時間

などの位置情報が内部的に保存されているそうです。

これは意外と知らない人が多いのではないでしょうか?

 

この保存された記録を見たところ、長時間労働
店長としての精神的負担が認められ労災認定に至りました。


労災認定される条件とは?

そんなに簡単に認められるものなの?

という疑問が出てきそうですが

 

具体的に以下の2点が主なポイントになります。

 

・労働者と雇用者が結んだ契約に基づく労働で発生したものであるか?
・病気やケガの原因が労働で発生したものであるか?

 

上の2点を満たしていれば労災として認定される可能性があります。

 

つまり、普通に仕事をしているときに発生したものであれば
誰にでも当てはまる可能性はあるということですね!

 

今回の場合だと全国チェーン店の店長であったので

 

・当然雇用関係は成立していますし、

・亡くなった原因(致死性不整脈)が過労によるものであったこと

 

これが認められたことにより労災認定されたんですね。

 

今回の事例を見てわかるように
誰にでも労災認定をされる可能性があるということですね。


おわりに

いかがでしたでしょうか?

 

普段何気なく使っているスマホ
意外なところで証拠になったりもするということがお分かりいただけたかと思います。

 

世界でも最も長く仕事をしている日本人ですが
過労が原因で取り返しのつかないことになってしまっては元も子もありません。

 

スマホの普及で便利になった時代
うまく活用して自分に合った働き方ができるといいですね。